コラム

幼少期に大切にしたいのは「穏やかに過ごす」こと

「情報サイト心の木の育て方」は、一般社団法人世界マザーサロンの『心の木を育てよう』をベースとし、心・食事・生活を整えることに重点を置いた記事をお届けしています。

幼少期に大切にしたいのは「穏やかに過ごす」こと

世界マザーサロンが運営する、若者の居場所兼就労支援「学び舎めぶき」では、最近小さいお子さんをお持ちの親御さんから相談されることが増えてきました。

乳児検診では「ちゃんとやる」ことを指導され、成長が「標準」から外れていると過剰に心配されてしまい、検査を受けた方が良いのではと言われる。
専門家に指摘されたら、誰だって不安にもなります。

みんな一緒、みんなと同じように、という考えは、学校教育から始まっているわけではなく、子どもを産んだ瞬間から「普通はこう」のマインドが植え付けられてしまっている、ということを改めて感じました。

「あれもこれもしっかりと、と言われてしまいどこで手を抜いたら良いか分からない」と言われていた方がいました。
SNSで綺麗な離乳食が出ていれば、ここまでやらないといけないのか、、と感じてしまったり、早期教育が大切!というCMを見れば早くやらないと力を伸ばせないのでは・・・と思ったり。

これまで私自身の子育てや日々の活動を通してずっと思っていることは、幼少期、特に3歳までの時期で大切にしたいことは、「穏やかに過ごす」ということだけ。
心のストレスをできる限り排除する。

この時期の子どもの欲求はそんな大したことではありません。
もっと遊びたい、とか、もっと抱っこしたいとか、本能に基づくもの。
その欲求を大人の都合で諦めさせないといけない状況になってしまうから、ストレスが溜まってしまう。

もちろん大人も忙しいので、受け止め続けるのも難しいことはあると思います。もしかしたら発達特性により、「育てにくさ」を感じてしまう子もいるかもしれません。でも、それを最初から「無理」としてしまったら何も変わりません。

穏やかに過ごすことを考えた時、今何が大変なのか、生活で変えられることは無いか、誰かの助けを得られないか、もっと考えていけると良いのかなと思います。

他の子と比べる必要はなく、今、目の前の子が穏やかに過ごせること。
力が抜けた状態になっていれば、子どもは自分で道を切り拓いていけます。

他の子と比べて「こうしなければ」とがんばる必要はなく、ただただ一緒に穏やかに過ごす。
そんなことを親御さんたちともっと話していけたらなと思います。 

学び舎めぶき 代表
 永井 佐千子

これからの時代を生き抜く力を育む教育の実践

学び舎めぶきでは、岡田武史さん、そして、めぶきの活動を当初より応援いただき、岡田さんをめぶきにおつなぎいただいた「キヤノングローバル戦略研究所 」研究主幹の 瀬口清之さんに、その後の学び舎めぶきの現状や課題をご報告させていただく機会を設けさせていただきました。
テーマは「これからの時代を生き抜く力を育む教育の実践」 主体性を育む、教育に東洋思想的視点を、心の土台づくりなど、様々な切り口から、これからの教育についてお話をうかがいました。
対談の模様はYouTubeでご覧いただけます。

今の時代にこそ学びたい、東洋思想の本質と教育現場への活かし方

学び舎めぶきでは、ひきこもっている若い人たちが、「自分の人生を愉快に生きていく力をつける」ことを目指して、様々な活動を行っています。
この度、キヤノングローバル戦略研究所 瀬口清之さん、元広島県教育長 平川理恵さんをゲストにお招きし、東洋思想をテーマに鼎談を開催いたしました。
テーマは「今の時代にこそ学びたい、東洋思想の本質と教育現場への活かし方」。東洋思想を様々な角度から実践されているお二方のお話から、たくさん学ばせていただきました。
鼎談の模様はYouTubeでご覧いただけます。

学び舎めぶきについて

若者の自立支援を行う「学び舎めぶき」は、2021年12月 長野市に開所しました。
2024年10月現在、90名以上の方が利用登録されていますが、これまで20名を超える人たちが一般就労やA型事業所、B型事業所につながったり、アルバイトを始めたり、学校に行くようになったりと、次のステージに進み、自分の人生を切り拓いています。

めぶきの願いは、『誰もが安心して生きていける社会を広げる』こと。
現在、たくさんの方に活動に関わっていただいています。お陰様でお互いに助け合える良いコミュニティが広がりつつありますが、学校や社会に馴染めず、生きづらさを感じている人たちはまだまだたくさんいます。私たちは、一人でも多くの人にとって「安心して生きていける場」を広げていくために、地域での支え合い、助け合いが循環できる社会を目指して活動しています。

高校を卒業してからどこともつながらないまま、引きこもってしまっているというケースも多く、早い段階で信頼できる、安心できるつながりを持つことの大切さを感じています。
学び舎めぶきでは安定して継続するため寄付を募っています。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

私たちの活動に共感していただいた様々なメディアに掲載いただいています。(メディア掲載一覧はこちら

<場所>学び舎めぶき
〒388-8008 長野県長野市合戦場2丁目137-4(篠ノ井病院前バス停より徒歩約16分)
「学び舎めぶき」HP

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永井佐千子(Sachiko Nagai)
<経歴> 大学卒業後、北京に語学留学 2002年より経営コンサルティング会社で日系企業の中国事業支援に従事
その後、上海の法律事務所で勤務後、2008年に独立 母親が在宅で仕事ができる環境を整えながら企業の事業支援を行う
2015年 一般社団法人世界マザーサロンを設立 2021年 学び舎めぶきを開所 子どもたちの未来を守りたい!!
という強い想いのもと、現在、国内外の仲間と共に活動を進めている。
一男一女の母

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心の木オンラインショップ』は、子どもたちの生きる力を育む情報サイト 「心の木の育て方」の基本理念に基づき、 心とからだを整える商品を取り揃えております。
オリジナル商品のドライフルーツ・農作物を使った加工品は、長野市で若者の自立支援を行う「学び舎めぶき」で製造し、 その収益を運営に充てております。
また、オリジナル商品の他にも、ヴィーガン・ベジタリアンの方、 子育て中の方、地球や動物に優しい暮らしがしたい方に、 心置きなく、楽しく買い物していただける商品ばかりです。
どうぞごゆっくりお買い物をお楽しみください。


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心の木の育て方編集部

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