つぐお式出産やマクロビで体に優しいお産を『フジハラレディースクリニック』広島市安佐南区
出産は「痛い」「苦しい」「怖い」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
でも、愛しい我が子に会える大切な時間。せっかくなら楽しんで幸せな気持ちで出産に臨みたいですよね!
広島にある産婦人科『フジハラレディースクリニック』では、ソフロロジー式出産や禅の考えを取り入れている他、食事はマクロビオティックの考え方を取り入れ、安心・安全な食材と調味料を使用したお食事で体も癒してくれます。
今回は、幸せな出産を実現する『つぐお式出産』を立ち上げられた、フジハラレディースクリニックの藤原紹生(つぐお)院長にお話を伺ってきました。
Contents
怖くない、痛くない笑顔の出産ができるフジハラレディースクリニック
広島市安佐南区祇園にあるフジハラレディースクリニックは、他県からわざわざ出産に来る人も多い人気の産婦人科医院です。
出産をされる方は分娩中も陣痛中も一回も「痛い」とは言わずニコニコ笑顔で出産されることが多いそうです。赤ちゃんが産まれた直後に「ああ楽しかった!先生次のお産もよろしくお願いします!」と言われることも多々あるとのこと。
ホームページに載っている出産をされたお母さんの写真は、産後とは思えないほど生き生きと楽しいそうな顔をされているのが印象的です。
>>>フジハラレディースクリニック お産体験談|広島市安佐南区の産婦人科
ソフロロジー式出産・コーチング・禅・胎内記憶の思想を取り入れた『つぐお式出産』とは
『つぐお式出産』とは、①ソフロロジー式出産をベースに、②コーチング③禅④胎内記憶についてのエッセンスを取り入れたものです。楽しんでお産をすることで、体の余計な力を取り除き、体への負担をなくすことができるというのが大きなポイントになっています。
『つぐお式出産』を構成しているこの4つのポイントを以下にご紹介します。
日本式ソフロロジー式出産
日本式ソフロロジー式出産とは、イメージトレーニングによって、心と体をリラックスさせ、出産を行う方法です。
もともとはスペインの精神科医によって確立された学問で、その後フランスで産科に導入され、1987年にフランスより日本ソフロロジー法研究会名誉会長(初代会長)松永昭先生によって始められました。現在では全国各地に認定施設が広がっています。
コーチング
お産は痛いもの、というイメージの枠組みを変え、楽しいお産に臨みます。「価値観の枠組みを変える」だけで、あなた自身を変える必要はありません。見方や捉え方をほんの少し変えてあげるだけでOK!見方や捉え方を変えてみるだけで、楽しいお産、幸せなお産、また産みたいと思えるお産ができます。
禅
頭で余計なことを考えすぎず、シンプルに物事を捉えていきます。「落ち着いてお産をすれば大丈夫」という言葉を「お産は痛いものだから無理」と考えるのではなく、「落ち着いてやれば大丈夫」と言葉通りに捉えて出産自体を楽しみます。
胎内記憶
赤ちゃんにも記憶や感情、意思がある、という考え方から、妊娠中からおなかの赤ちゃんを一人の人間として尊重し、育てていきます。これにより、妊娠中から子どもとの関わり方の練習ができます。
自分の中の意識やお産に対する価値観を変え、出産に向けて「心の準備」をしていきます。何よりも『お産を楽しむ!』という気持ちを強く持ち、出産に臨むことが一番のポイントです。
フジハラレディースクリニックに通う妊婦さんは、一つひとつレクチャーを受けて習得するわけではなく、妊婦健診や母親学級などの中で自然と体得していきます。妊娠中の悩みの捉え方を先生にアドバイスしてもらったり、フジハラレディースクリニックでの幸せで楽しそうなお産のビデオを見たりすることで、『お産は怖くて痛いものではなく、楽しんで良いんだ!』という意識を持つことができます。
さらに詳しく知りたい方はぜひ、藤原先生の著書『世界で一番幸せなお産をしよう!あなたのお産を楽しく変える魔法の言葉50』をご覧ください。
妊娠・出産を通して心と体が元気になる工夫
フジハラレディースクリニックでは、つぐお式出産を軸に、設備や食事面からも様々な工夫がされています。
分娩室の楽しい仕掛け~曲をかけながら最後までリラックス~
分娩室にも楽しい仕掛けがあります。
出産前は落ち着くようにブルーの配色で、BGMもリラックスできる音楽が流れます。
そして出産直後はピンクの配色に変わり、曲も「おめでとう!」とハイテンポの明るい音楽に変わります。自分で選んだ曲をかけることも可能です。
フジハラレディースクリニックでは、赤ちゃんの上半身が出てきたときに赤ちゃんの両手と握手をしたり、家族以外の立ち合いもOKのため色んな方が立ち会ったり、赤ちゃんが産まれた瞬間にくす玉を割るなど、出産そのものを楽しんで満喫している妊婦さんが沢山います。
分娩室のほか院内の設備や環境を、クリニックサイト内で院内ストリートビューで確認することができますので、ぜひチェックしてみてください。
産後の疲れも癒す!調味料にもこだわったマクロビ食
フジハラレディースクリニックではマクロビオティックの考え方を取り入れ、安心・安全な食材と調味料を使用して食事を提供されています。たまにお魚は出ますが、基本的には動物性のものは提供されません。ご飯は玄米で、クリニックでは「玄米の炊き方教室」も開催されています。
「フジハラレディースクリニック開院前、婦人科で治療をしている上で『予防が大切だ』と感じた(藤原先生)」ことがきっかけで、食べ物や水を良いものにし、化学物質を摂取しない生活をすることで「将来、病気になりにくい人を作り出したい」と考えたことが、フジハラレディースクリニックにマクロビ食を導入するきっかけになったそうです。
「病気になった時以外に自分の生活を省みることはなかなかないため、『出産』は貴重な機会。健康的な生活を啓蒙していきたいし、入院した時のマクロビ食の経験が将来病気になった時に役立つのではと思った」と藤原先生。藤原先生の奥さまがマクロビの料理教室に通われていたこともあり、マクロビ食導入はスムーズに行われたそうです。
油や脂肪分を取っていると母乳の出が悪くなるので、玄米を食べたり、動物性脂肪を摂らないマクロビ食を食べたほうが母乳の出も良いと感じている、とのこと。
クリニックでこのマクロビ食を食べた方からは、「薄い味だと思っていたが美味しい!」「美味しい上にお通じまで良くなって最高」「お肉や魚を使わなくてもこんなに美味しい食事が出来るなんてすごい」と好評です。
食事をとる部屋も広々として心地の良い空間です。産後には妊婦さん以外に1人分一緒に「お祝い膳」を頂くことが出来ます。
クリニックのHPには「たかきびの麻婆豆腐」や「高野豆腐カツ」など家庭で楽しめるマクロビレシピが公開されています。
食事によって産後の疲労を軽減し、健康維持にも役立てることが出来るクリニックでの食事は、多くの方の役に立っています。
子育て中・妊娠中の方へ藤原先生からのメッセージ「出産も子育ても楽しむ!が一番」
「“~ねばならない”という考え方は持たない方が良いです。 全て『楽しむこと』が第一です。
起こっていることは全て赤ちゃんがお母さんを選んでやってきたから起きた事象であり、全て幸せの一部分です。
全てを「ラフ」に考え、「出来る事をやって出来なければしょうがない」と捉えることが大切。母乳が出にくい人はそのことを悩む必要はなく粉ミルクを使えば良いと思うし、出産も子育ても楽しんで行うことが一番です」(藤原先生)。
藤原先生のお話は、出産や育児だけではなく、人生そのものに通じるお話が多いのではないでしょうか。
妊娠・出産・子育てを行う上では色々と悩むことが出てきます。例えば、絶対にこれは食べさせたくない、私はこう育てたい!という強い想いも出てくると思います。
色々な考え方がありますが、何よりも大切なのは、「心を軽くすること」。「つぐお式出産」でも取り入れられている「禅」では、「とらわれない」ということを強く説いています。自分の想いにとらわれすぎると、時にそれは自分を苦しめることにもなってしまいます。
どんなことでも最後は自分の捉え方次第。苦しい時には周りに助けを求めながら、力を抜いて、生きていきたいですね。
素敵な出産が出来る広島市の『フジハラレディースクリニック』。今後出産を考えられている方は、ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。
ヴィーガン子育て編集部