【長野県】若者に向けてヴィーガンレザーの縫製や農業を学べる<学び舎(や)めぶき>

ヴィーガン子育てプロジェクトの運営団体、一般社団法人世界マザーサロンは、長野県長野市川中島町の一軒家をお借りし、社会に出てから行き詰ってしまった若い人たちが何度でもチャレンジできる場、<学び舎(や)めぶき>を12月1日にスタートしました。
学び舎めぶきのホームページはこちら

新たに農業事業部・調理加工事業部・縫製事業部を立ち上げ、受講生はここで学びながら自分に合った働き方を探し、希望があればここで雇用もしていきます。「できることをただやる」という仕事ではなく、未来につながる仕事に関わることで、自分自身の将来についても考えるきっかけにしていけたらと考えています。

“安心して暮らせる未来につながる仕事 “ を通して、自分の将来を考える-学び舎めぶき3つの事業部のご紹介

仕事とは、言われたことを我慢してやることではありません。仕事は自分の夢を叶える手段。その仕事が自分の未来につながっていることを実感できたら、仕事への取り組み方も変わっていくはず。そんな働き方をここでは広げていきたいと思います。
そこで立ち上げたのが3つの事業です。

★未来につながる仕事 その①- 農業事業部
★未来につながる仕事 その②- 調理加工事業部
★未来につながる仕事 その③- 縫製事業部

1.農業事業部( 耕作放棄地の開墾、生ごみ堆肥化でゴミ削減、自然栽培の安心して食べられる野菜の普及 )

こちらでもお伝えしてきました「心の木・マザーズファーム」では、これまで生ごみからぼかしを作り、無農薬無肥料で野菜を栽培してきました。今後は更に耕作放棄地の開墾を進め、レストランなどからの生ごみを堆肥にすることでゴミの削減を目指し、ここで採れた野菜をまたレストランなどへ販売する、という地域での循環を目指します。

耕作放棄地の削減、生ごみの削減、自然栽培の安心して食べられる野菜の普及につなげます。

また、学び舎めぶきでの食事もこの採れたて野菜をたくさん使っていきます!ここの食事は全て菜食。動物性に偏りがちな食生活を新鮮な野菜をたくさん摂取することで、心も体もととのえていきたいと思います。

無農薬無肥料で栽培されている野菜

2.調理加工事業部( 規格外の果物や野菜を加工・製造・販売、ご協力:野菜のカネマツさん )

長野市松代町で代々伝統野菜や自然栽培の農家さんを守られてきた野菜のカネマツさんのご協力を得ながら、加工商品の製造・販売を目指します。

野菜のカネマツさん

上述の心の木・マザーズファームで採れた野菜の他、農家さんではじかれた果物や野菜等のドライ加工品を増やしていく予定です。

市場に卸す際、「規格」に合わないものは「傷み」として安値で引き取られていることが一般的ですが、形が悪いだけ、多少傷が入っているだけ、というものもたくさんあります。

この構造が変わらない限り、農家さんの収入は増えません。

専業でなくても、週末農業でも、一人でも多くの人が農業を通して、収入につなげていけるような仕組みを作っていきたいと考えています。

3.縫製事業部( ヴィーガンレザー輸入、ブランド立ち上げ、制作・販売 )

水引や布で作られたアクセサリー、小物の制作・販売をする他、インドからヴィーガンレザーを輸入し、ヴィーガンレザー製品の新ブランドを立ち上げます。

ヴィーガンレザーはまだご存知ない方も多いと思いますが、今回輸入するレザーは、ココナッツの繊維からできたもの。動物に優しいだけでなく、本革製品の生産過程で生じる環境への負荷を減らしていきます。

大量に作るのではなく、一つひとつ、いつまでも丁寧に使っていただけるよう、ご購入後の修理のサポートもしていく予定です。

ココナツ繊維から作られたヴィーガンレザー

失敗しながら、前に進む経験を

失敗が怖くて前に進めない、どうやっていいか分からずずっと止まったまま、という話をよくお聞きします。でも、この世の中、失敗なく前に進めている人はほとんどいません。私たち、世界マザーサロンもずっと試行錯誤を続けて今に至ります。これまでの経験を通して思うのは、「うまくいかなくても、繰り返しチャレンジしていれば、道は開ける」ということ。

そんなことを<学び舎めぶき>の受講生の皆さんと、話していきたいなと思っています。

学び舎 めぶきの本拠地です。こちらの一軒家をお借りします。小学校のすぐ近く、大通りから少し入ったところにあり、交通の便も良いところです。

誰もが力を抜いて、自分らしく生きていける社会にするためには、「働く」の概念をもっと変えていく必要があると感じています。

皆さんは日々、どのような気持ちで働いていますか?
そこにワクワクやドキドキはありますか?
その仕事を通して、どのような未来を描いていますか?

慌ただしい毎日ですが、一度立ち止まってみることも大切かもしれません。

代表 永井佐千子より皆様へ

ヴィ―ガン子育てプロジェクト代表 永井佐千子です。

本当にたくさんの方のお力をお借りしながら、こうして私自身色々なことにチャレンジさせていただいているということに日々感謝の気持ちでいっぱいです。

連日、見学の方も来られ、色々なご相談をお聞きしています。
学校を出てから引きこもってしまっている、仕事がなかなか定着しない、金銭のトラブルが多い、精神面が不安定、などなど。

障がい者手帳があれば福祉の支援を受けることもできますが、そうでない場合はその対象から外れてしまい、どこを頼って良いのか分からないというケースが少なからずあります。

よく、「ここはどういう事業所のくくりですか?」と聞かれるのですが、何の制約も受けず、手帳がなくても、お金がなくても、誰もが受講できるようにするため、世界マザーサロンの活動の場の一つとして進めています。
受講料は無料です。

始めたからには、50年、100年と続けられる仕組みにしていくことが、私の責務だと思っています。
大人への不信感、社会への絶望感を感じてきてしまった人たちが「面白いかも」「何かできるかも!」と思ってもらえるような場をここから広げていきたいと思います。

まずは知る。
そこから、一人ひとり何ができるか考え行動する。

その積み重ねが必ず未来につながるはずです。
誰もが力を抜いて、安心して生きていける社会にしていくため、今、私ができることを、この学び舎めぶきに全力で投入していきたいと思っています。

学び舎めぶき代表永井佐千子
<学び舎めぶき>の畑の前で撮りました

~代表理事 永井佐千子の経歴~

長野県須坂市出身
新潟大学工学部卒業後、北京に語学留学
帰国後、専門誌の記者として2年半程勤務後、経営コンサルティング会社で日系企業の中国事業支援に従事
その後、上海の法律事務所に勤務。2009年に株式会社ESビジネスサポートを設立(現在は取締役)。2013年にお母さんたちが在宅で子育てをしながら、チームで働ける仕組み、SA事業部を立ち上げる。
2015年に一般社団法人世界マザーサロンを設立。子どもたちの未来を守りたい!!という強い想いのもと、現在、国内外の仲間と共に事業を進めている。
一男一女の母

学び舎めぶきについてもっとお知りになりたい方は、ぜひ世界マザーサロンサイト「学び舎 めぶき~若者たちの未来をサポートする場」ページをご覧ください。

クラウドファンディングを実施しました


皆様のご協力の元、12月18日(土)に、「学び舎 めぶき」クラウドファンディングが終了しました。
本当に多くの方に拡散にご協力をいただき、75名もの方にご支援いただきました。
直接ご寄付をお持ちいただいた方もたくさんいらっしゃいます。
皆様からの温かいメッセージに本当に励まされた40日間でした。
全ての方に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。これから大切に使わせていただきます。
今後の活動につきましては、当プロジェクト代表永井佐千子のInstagram世界マザーサロンサイトで随時ご報告させていただきます。

(2021/12/22追記)

学び舎めぶきクラウドファンディングページは下記をクリックしてご覧ください。
↓↓↓

関連プロジェクト

世界マザーサロン

一般社団法人世界マザーサロンは『世界中のお母さんとこれからの子育てを考えていこう』というコンセプトのもと子どもたちが自分の人生を幸せに生きるためのサポートをしています。現在は、当サイトを運営している「ヴィ―ガン子育てプロジェクト」を含む、8つのプロジェクトを展開しています。

一般社団法人世界マザーサロン

「心の木」を育てよう~東洋思想と心の木瞑想~

当プログラム『「心の木」を育てよう』は、世界マザーサロン代表の永井佐千子が子どもたちに最も伝えたい「本当の自分の気持ち」を感じるためのオリジナルメソッドです。瞑想の仕方(自分の「心の木」を感じる)を学び、老子や孔子の教え、そして日本に古くから伝わる禅の教えを取り入れながら、子どもたち一人一人が『大丈夫』と思える力をつけられるよう、子どもたちと丁寧に対話をしていきます。

子どもの自立支援事業

社会に出て一人で生きていくということは、簡単なことではありません。食事、お金、仕事、住居、性のことなどなど、様々な問題に直面するケースは多々あります。そんな時に、子どもたちが心を落ち着かせ、問題解決をしながら一歩ずつ進んでいけるようサポートしていきたいと考え、子どもの自立支援事業では、「食事力アップ!サポートプロジェクト」(2017年~)、「全国心の木プロジェクト」(2020年~)を進めています。

子どもの自立支援プロジェクト

学び舎 めぶき~若者たちの未来をサポートする場

学び舎(や)めぶきは、社会に出てから行き詰ってしまった若い人たちの「もう一度チャレンジしたい!」という気持ちを大切に、一歩踏み出すサポートをしていく、新しい形の学び場です。「自分を知る」ための様々なアプローチをしながら、世界マザーサロンが立ち上げた農業・縫製・調理加工の事業において、実践を通して自分にあった働き方を探していきます。そして、希望があれば世界マザーサロンでの雇用につなげていきます。

ヴィーガン子育て編集部

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ヴィーガン子育てのメルマガ

ヴィーガン子育てサイトは、一般社団法人世界マザーサロンのプロジェクトです。

メルマガでは、代表の永井佐千子のメッセージと共に活動の最新情報等をお送りしています。
一般社団法人世界マザーサロン  代表理事 永井佐千子(Sachiko Nagai)
<永井佐千子の経歴>
大学卒業後、北京に語学留学
2002年より経営コンサルティング会社で日系企業の中国事業支援に従事
その後、上海の法律事務所で勤務後、2008年に独立
母親が在宅で仕事ができる環境を整えながら企業の事業支援を行う
2015年に一般社団法人世界マザーサロンを設立
一男一女の母

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