【ヴィーガンQ&A③】海外の有名人も多数!どうして今こんなに注目されているの?
現在、欧米先進国を中心にヴィーガンやベジタリアンへの注目が高まっています。
その理由は、動物や環境への配慮、食の安全に対する意識、健康志向の高まり、など様々です。また、肥満や糖尿病等の現代病の原因は加工食品に偏った食生活にあるとして、食の問題に警鐘を鳴らした『フォークス・オーバー・ナイブズ~いのちを救う食卓革命~』や、家畜がもたらす環境破壊の脅威にフォーカスした『COWSPIRACY』などのドキュメンタリーに影響を受けてヴィーガンを始めた方も多くいます。
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海外のヴィーガンの動向は?
アニマルライツセンターの発表(2014年12月)によると、日本のヴィーガン率は2.7%、ベジタリアン率は4.7%(上記ヴィーガン含む)となっています。
世界と比べてみると・・・
アメリカ
ヴィーガン2.5% ベジタリアン5%
ドイツ
ヴィーガン 1% ベジタリアン8~9%
台湾
ヴィーガン 5% ベジタリアン 13%
台湾には素食(スーシー)と呼ばれる菜食料理の文化が根付いています。
イタリア
ヴィーガン 1% ベジタリアン 12%
スウェーデン
ヴィーガン 4% ベジタリアン 10%
オーストラリア
ヴィーガン 2% ベジタリアン 10%
となっています。(HOPEforANIMALS)より
今後、ヴィーガン人口は更に多くなっていくでしょう。
ヴィーガンの有名人ってどんな人?
世界を見てみると、アスリート、ボディビルダー、モデルなど、様々な分野で活躍している人々の中にもヴィーガンというライフスタイルを取り入れている方が多くいます。最近では、アメリカの人気歌手のアリアナ・グランデが動物愛護の観点からヴィーガンになるなど、若い世代にも広がりを見せています。
ボール・マッカートニー
ビートルズのメンバー。ミートフリーマンデーの発起人でもあります。
マドンナ
マクロビオティックを取り入れ、日本人の専属シェフをつけていたことでも有名です。
カール・ルイス
オリンピックで9個の金メダルを獲得したアメリカの元陸上競技選手。
他にもビヨンセ(歌手)、スティーブジョブズ(apple社創設者)、マーク・ザッカーバーグ(Facebook社創設者)などなど…ヴィーガンの有名人はまだまだたくさんいます。是非、「ヴィーガン、有名人」で検索してみてくださいね!
ヴィーガンは、「常識外れなおかしな選択をしている人」ではありません。世界に目を向けると、たくさんの人がヴィーガンという選択をされていることが分かります。日本はまだマイナーですが、今後、増えていくことは確かです。健康に、幸せな毎日を送れるよう、引き続き、一緒に学んでいきましょう♪
ヴィーガン子育て編集部
※現在、日本では「VEGAN」を「ヴィ―ガン」「ビーガン」の2通りで表記されていますが、意味は同じです。当サイトでは「ヴィ―ガン」で統一しています。