心の木を育てるコラムvol.1「決めつけない関わりと、大人同士のつながりを大切に」
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決めつけない関わりと、大人同士のつながりを大切に
支援に関わる人、先生、親御さんなど色々な立場の方とお話をする中で
時々気になるのが「〇〇はこういう子だから」という言葉。
「こういう子だからしょうがない」
「どうせ無理」
例えば、何かあった時にすぐキレてしまう、暴れてしまう、
もしくはすぐにふさぎ込んでしまうといった事が繰り返された場合、
ずっと一緒にいれば、どうせまた・・・とどうしても思ってしまう。
私も分かります。
ただ、「どうせ」という気持ちがあると思考はそこで止まってしまいます。
そして、子どももそれを感じ取り、そこに信頼関係を構築することは難しくなります。
振り回されてしまう周りも大変ですが、本人と話をしていると、
しっかり内省できていることも多く、当然ですが、本人が一番つらいのですよね。
とは言え、いつも同じことが繰り返されてしまえば、「また・・・」と思ってしまうのも無理はありません。
だからこそ大切なのが、大人も周りとつながること。
親だけでなく、支援に関わる人、先生、どんな立場の人でも一人で抱えないようにする。
一歩ひいた立場で、色々な立場でその子を見てくれる人とつながる。
みんなで一緒に、その子の「次の一歩」を考えていけるといいなと思っています。
子育て、子どもの支援とは、子どもを自分の思い通りに動かすことではありません。
その子の力を信じること。大人が変わらなければ、子どもとの信頼関係も築けません。
みんなでつながりながら、「大丈夫だよ」と声をかけあえる場を広げていきたいと思います。
一般社団法人 世界マザーサロン
代表理事 永井佐千子
学び舎めぶきについて
若者の自立支援を行う「学び舎めぶき」は、2021年12月に長野市で川中島町に開所しました。
2024年10月現在、90名以上の方が利用登録されていますが、これまで20名を超える人たちが一般就労やA型事業所、B型事業所につながったり、アルバイトを始めたり、学校に行くようになったりと、次のステージに進み、自分の人生を切り拓いています。
めぶきの願いは、『誰もが安心して生きていける社会を広げる』こと。
学び舎めぶきでは現在、たくさんの方に活動に関わっていただいています。
お陰様でお互いに助け合える良いコミュニティが広がりつつありますが、学校や社会に馴染めず、生きづらさを感じている人たちはまだまだたくさんいます。
私たちは、一人でも多くの人にとって「安心して生きていける場」を広げていくために、地域での支え合い、助け合いが循環できる社会を目指して活動しています。
私たちの活動に共感していただいた様々なメディアに掲載いただいています。(メディア掲載一覧はこちら)
高校を卒業してからどこともつながらないまま、引きこもってしまっているというケースも多く、早い段階で信頼できる、安心できるつながりを持つことの大切さを感じています。
学び舎めぶきでは安定して継続するため寄付を募っています。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
<場所>学び舎めぶき 長野市川中島町原1300-1 JR今井駅より徒歩約15分
「学びやめぶき」HP
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