【開催報告】わたしたちの未来会議～「あとでいいや」と思っていることありませんか？～

子どもたちと考える環境問題『わたしたちの未来会議』。
この夏休み期間中、小学3年生から小学6年生の子どもたち2グループが参加してくれました。

グループによって少しアレンジしていますが、ゴミ問題・食糧問題・パーム油問題をテーマに、今起きていることを見ながら、これからの未来について考えてみました。

まずは世界の現状を知ろう

「今の生活を変えることはできるのかな？」という問いかけに、子どもたち同士、色々な考えを出し合いながら盛り上がっていました。

今、不自由なく生活できていることが「当たり前」になっていますが、その「当たり前」の背景で、壊れていく自然環境や苦しんでいる人、動物たちがいます。

環境問題＝自分の問題

「環境問題」について、皆さんはどんなイメージがありますか？

子どもたちからは、

• 大きいイメージ
• 温暖化
• 森林破壊
• 自然破壊

などなど、たくさんの言葉が出てきました。

こう書くと、すごく大きい問題に感じますよね。
では、身の回りに目を向けてみましょう。

• 面倒くさい
• あとでやろう
• 誰かやってくれる
• 知らないふりしてよう

そんな風に思っていることはありませんか？

環境問題というととても大きな問題で、どこか遠い世界の出来事のように感じてしまいますが、実はこの「面倒くさい」とか、「誰かやってくれる」の一人ひとりの思いの積み重ねが今の環境破壊に繋がっています。環境問題とは、「自分の問題」なんです。

たった10分でもできること

前半と後半の間に10分間の休憩時間を入れたのですが、その休憩時間中に「あとでやろう」と思っていたことをやってこよう！という課題を与えて休憩。洗濯物を片付けてきた、お茶碗を洗ってきた、部屋を片付けてきた、などの報告がありました。

たった10分でもできることってたくさんあるんですよね！日々の生活の中で、「“あとでやろう”は“今やろう”」と考える習慣を定着させていけたらなと思います。

環境問題への取り組みは、まずは自分の気持ちを大切にすることから

こちらの2枚の写真を見てどのようなことを感じますか？

• 

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汚いな、嫌だな、綺麗だな、気持ちいいな、色々な気持ちが出てくると思います。

今、子どもたちに大切にしてほしいことは、まさにその「感じる」ということ。
未来会議の中で「AI」についての話も出てきました。これからAI化が進んでいく中だからこそ、一人ひとりが何を感じるか、ということがとても大切になってきます。自分が「いいな」と思う方に向かわないと、地球も、自分の心も、どんどん壊れていってしまいます。

環境問題は自分の問題です。大人も子どもも、まずは自分の気持ちを素直に受け止めるところから始めていきましょう。

知足～足りていると思わない限り、ずっと心は貧しいまま～

最後に、「足るを知るものは富む」という老子の言葉を紹介しました。

足りている、と思わない限り、ずっと心は貧しく、ずっと何かを追い求め続けることになります。そしてその心は、自分さえ良ければに繋がっていきます。それではいつまでも自然を守ることはできません。

住む家があり、食べるものがあり、ゆっくり眠れる場所がある。心の持ち方を少し変えるだけで、社会の見え方が変わり、日々の行動が大きく変わっていきます。

子どもたちの感想をご紹介します

食い入るように画面を真剣に見てくれていた子どもたちの姿がとても印象的でした。
子どもたちの感想を一部ご紹介します。

大人がまずはがんばらないといけないよね、という意見も。本当にその通りです。

保護者の方からは

といったご感想もいただきました。
まずは我々大人から、真剣に変わっていきましょう！

今後もテーマを変えながら、更にブラッシュアップさせて開催していきたいと思います。お友達同士、または親子で開催できますので、ご興味がありましたら、是非お気軽にお問合せください。

【オンライン無料開催】小学生グループ随時募集！『わたしたちの未来会議～未来のために、今できることを考えよう～』

ヴィーガン子育て編集部