ドイツ・ベルリンのヴィーガンフェスタ2019①~ケバブ、アイス、サトウキビジュースなど充実の飲食ブース!!~

こんにちは!ドイツ・ベルリン在住のライターwakaです。 ベルリン市内のアレクサンダープラッツという繁華街の広場で、2019年8月23日(金)から25日(日)までの3日間にわたり、ヴィーガンフェスタが開催されました。 今回はこちらのイベントの様子をレポートします。

ヴィーガンに優しい街、ベルリン

ベルリン発ヴィーガン雑誌

ベルリンでは、会食の際に“何でも食べられる方ですか?”というように確認されることが多く、また飲食店にヴィーガン食が用意されていることも珍しくありません。 スーパーにも多くの商品にヴィーガン表示があり、ヴィーガンを実践しやすい環境が整っています

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更に最近ではヴィーガン専門のウーバー(Uber)アプリの開発も進行しているなど、ヴィーガンマーケットは年々拡大しています
そんな街だけに盛大なフェスティバルが開催されていることは想像できましたが、実際は想像以上の充実ぶりでした。

障害、宗教を超えて誰もが自由に楽しめるヴィーガンフェスタ

ベルリンヴィーガンフェスタにはタトゥ―入りの若者が多くヒッピー文化の影響を感じる

会場はどこも人でいっぱいでした。鮮やかなタトゥ―が広範囲に入った元気そうな若い方がとても多く、大昔のヒッピー文化の影響が今でもあるのかなと思われる雰囲気でした。自由でパワフルな雰囲気は見ていると気持ちが解放されていきます。

ベルリンヴィーガンフェスには車いすの人たちも多い

また、会場には車いすの方もたくさん来られていました。普段からベルリンは車いすでも過ごしやすい環境が整っていますが、この混雑した会場の中でも不自由なく楽しそうに過ごしていました。

ベルリンヴィーガンフェスにはイスラム教徒の方々の姿も

食生活に関する戒律の厳しいイスラム教徒の方々の姿も見かけました。イスラム教徒の方は普段から食材は豚肉由来でないかどうか気にしなければならないため、気軽にその辺の屋台で食事をすることができません。でも、ヴィーガン食であれば安心ですよね!

B級グルメからアイスの盛り合わせまで!

ケバブショップ

ベルリンで有名なB級グルメ、ケバブもヴィ―ガン仕様で

ベルリンで有名なB級グルメの一つ、ケバブもありました。
ケバブというのはトルコ系の方の作る薄切り肉のサンドイッチのことですが、こちらはヴィーガンバージョンのケバブです。

ベジミート焼肉

ベルリンヴィーガンフェスでの回転肉焼機にセットされたべジミート

回転肉焼機にセットされたべジミートも!

アイスクリームショップ

ベルリンヴィーガンフェスにアイスのショップが出店

エアコンのない夏のベルリンでは大人から子どもまでアイスの食べ歩きをします。そんな夏の風物詩の一つ、アイスクリームもありました。

全ての味がヴィーガン対応アイス

普通のアイス屋さんのアイスにもヴィーガン仕様の商品が用意されていることもあるのですが、1種類しかないことがほとんど。ですが、このフェスティバルでは全てヴィーガン仕様ということで、色んな味を試したい方のためにこんな舟形のアイスが人気を集めていました。

イスラエル料理のお店

ヴィーガン仕様のイスラエル料理のお店もベルリンヴィーガンフェス会場中央に

ヴィーガン仕様のイスラエル料理のお店も会場の中央にあり、こちらもたくさんの方が訪れていました。

バーガーショップ

ドイツ・ベルリンのヴィーガンフェスタ2019バーガーショップは大人気

バーガーショップは沢山ありどこも大人気で大勢の人がやってきて食事を楽しんでいます。

車がカッコいい!と注目を集めていたベルリンヴィーガンフェスの出店カー

こちらのショップは車がカッコいい!と注目を集めていました。

個性的なジューススタンド

ベルリンヴィーガンフェスで出店していた生のサトウキビを絞ってカボスで味付けしたジュース

ドリンクのお店も大賑わいです。

ベルリンヴィーガンフェスで出店していた生のサトウキビを絞ってカボスで味付けしたジュース

生のサトウキビを絞ってカボスで味付けしたジュースも!爽やかな甘みの美味しいジュースでした。

かなり広い会場でしたが、あちらこちらの飲食店に人だかりができている状態で圧巻でした。全てのお店の商品が全部ヴィーガン食ということ、これだけの人達がヴィーガン食に関心を持っていることに時代の流れを感じました。

レポート第2弾は「ドイツ・ベルリンのヴィーガンフェスタ2019②~充実したアニマルライツブース/長野から出店のラーメン屋さんも!!~」ベルリンならではの特色あるブースやアニマルライツ活動、そして日本から出店されていたラーメン屋さんについてお伝えしています!

ヴィーガン子育て編集部
ライターWaka

 

Waka plofile

不惑と言われる年齢ながら、未だわくわく(惑惑)のとまらない40歳。ベルリン在住。

ロスジェネ世代で、20代のころ就職活動中に発症したパニック障害を、ありとあらゆる健康法を実践して克服した経験あり。自分自身や子どもの健康のことなど、さまざまな面で閉塞状況に陥っていたことから、英語も話せない(ドイツ語はもちろん理解できない)にも関わらず、度胸だけで、2018年5月に渡独。

現在、ベルリンでカメラの修行中

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※2番目、3番目の記事は姉妹サイトThe World’s Mother Salonより

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