僕が心に描く世界  by マイルス・バイニン16歳 Kid’sVoice Vol.1

アメリカでYouTubeチャンネル「アニマルタイム(動物の時間)」を監督・管理をしている、アメリカ在住のマイルス・バイニン君、16歳。彼の思い描く未来はどのようなものでしょうか。誰もが幸せに生きていくために必要なこと、一緒に考えてみませんか?

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僕が心に描く世界: ショートストーリー

僕が心に描く世界  by マイルス・バイニン16歳

2050年9月4日:

デイビッド・ローランスは、窓際で鳴いている2羽の鳥の声で目が覚めました。
目を開いて見ると、鳥たちは窓枠にある植え込みにとまって休んでいました。
彼は大きく育っているイチゴを摘んで、部屋を出て、洗面所に行きシャワーを浴び、少し灰色になっている髪をとかして顔を洗いました。そしてヴィーガングレーのツイード・スーツをクローゼットから選び、腕時計をはめました。

アシスタントのアマゾン・エコー33がサステナブルな新しいブラジルコーヒー豆を用意すると、コーヒーの香りがアパートにあふれました。デイビッドは、冷蔵庫から果物と冷えたオート麦の瓶を取って、急いで食事を済ませました。パリ行きの飛行機はわずか3時間半後に出発です。彼は2、3の書類に署名をしてから、アシスタントに彼の重い荷物を手渡すと、ブリーフケースをつかみました。ニューヨークからフランスへは長いフライトになります。
ロビーへの階段を急いでおり、アシスタントが彼に挨拶をすると、彼も手を振って応え、外へ走ってタクシーを呼びました。水力で走るテスラ5。グリーン電力が広がるパリ市に入るのが待ち切れませんでした。


僕たちは、この地球を変えることができます!

これは、僕が心に描く世界のほんの一部です。
平均的な人の日常生活にプラスして、テクノロジーと再生可能エネルギーによる発展についても少しだけ触れています。そして、50年代に世界を支配するポジティブさも。

これらを成し遂げるためには、隔離や貪欲、自分本位ではない社会への非常に大きな文化的・政治的シフトが必要です。それには、貧しい者を無視せず、運動や真実を無視せず、正しいことを無視しない人々の存在が必要です。
僕たちは、人種差別、性差別、種差別、同性愛嫌悪、トランス恐怖症やそのほかの色々な差別を終わらせなければいけません。世界は、ヴィーガンにならなければなりません。
それが、この地球と仲間たちとが本当に平和に生きていける唯一の道なのです。
平和を主張しながら、僕たちの仲間の存在を食べ、虐待するのでは道理が通りません。

僕が心に描く世界  by マイルス・バイニン16歳

さらに、政治と政府のシフトが必要です。
大きな選挙資金改革が必要であり、汚職と贈収賄を締りしまらなくてはなりません。
そして、僕たちを本当に代表してくれる代表を選ばなくてはいけないのです。
政治や社会革命は、一般大衆(草の根)から起こらなければならないし、起こることでしょう。
僕は、人間の根本的な良い性質を信じているので、政治や社会を変革させることは成功すると思っています。それには多くの時間とお金、そして努力が必要ですが、十二分の価値があります。

僕たちが誇りに思える世界を作りましょう!人間であることに誇り持てる社会を作りましょう!
僕たちが気候の変動に罪悪感を感じる必要のない地球を作りましょう!
誇りに思える政府が持てるように、僕たちの政治観を変えましょう!

それは気が重い仕事のようかもしれません。それは不可能なように思えるかもしれません。
1800年代のアメリカで、奴隷制度の撤廃が不可能に思われたように、事実上すべての先進国での人種の分離を終結させることは出来ないと思われたように。そして、同性同士の結婚が多くの国で合法とすることは不可能と思われたように。でも、それは認められました。そして、アメリカ人にとって、革命戦争は長い時間がかかりました。

僕たちは、この地球を変えることができます!僕を信じてください。

byマイルス・バイニン

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マイルス・バイニン プロフィール 

  僕が心に描く世界  by マイルス・バイニン16歳

こんにちは!僕はマイルス・バイニンです。僕は活動家であり、作家を志しているアメリカ ウィスコンシン州マディソンに住むYouTuberです。

僕は16歳。(学校には通わず)小さいころから独学や親と一緒に学んだり、習い事などをしています。「アニマルタイム(動物の時間)」という地域のテレビ番組を監督・管理しており、その番組は今YouTubeのチャンネルにもなっています。6年前から道徳的な理由でヴィーガンになり、両親にもヴィーガンになるように説得しました。僕は3年以上の間、実験・エンターテイメント・食品業界での動物たちの代弁者をしています。そして、地元の動物権利団体の青少年の部を設立しました。最近では、LGBTQ+コミュニティ、黒人人権運動、他の抑圧されているグループやバーニー・サンダーズの政治革命のために率直に発言をしています。

僕の趣味は、僕の妹である犬のルーシーと時間を過ごしたり、新しい言語を習ったり、即興でお笑いをすること。それから、料理、ハイキング、カヤックに乗ったり、地域のファームサンクチュアリーでボランティアをしたりもしています。映画に行ったり、絵を描いたり、音楽を演奏したり、プリザードリーフ(プリザードフラワーのようなものの葉っぱ版。YouTubeで公開するので見てね)を作ったりもします。陶芸彫刻、政治の勉強や読書も好きです。

VEGAN子育ては、食の環境に対する影響や、動物保護についての記事を掲載しています。こちらもぜひ、お読みください。

※現在、日本では「VEGAN」を「ヴィ―ガン」「ビーガン」の2通りで表記されていますが、意味は同じです。当サイトでは「ヴィ―ガン」で統一しています。

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