市販のスポーツドリンクは糖尿病リスクも!~手作りスポーツドリンクをオススメする理由~

暑い夏に欠かせないスポーツドリンク。熱中症対策としても、この時期になると様々な種類のスポーツドリンクが店頭に並べられています。ですが、市販のスポーツドリンクはペットボトルゴミが出るだけでなく、多量の甘味料が使われており、糖分が引き起こすペットボトル症候群(*)の心配もあります。
(※ペットボトル症候群:糖を多く含む清涼飲料水等を大量に飲み続けることで起こる急性の糖尿病のこと)
今回は身体にも地球にも優しい、熱中症対策についてお伝えします。

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スポーツドリンクの役割はナトリウムの補充

わたしたちの体は、成人では約60~65%が水分で出来ており、スポーツをしたり、たくさんの汗をかくと、水だけでなくナトリウムも一緒に体外へ排出されます。水分補給のために水だけを摂りすぎると、血中のナトリウム濃度が薄まり、命に関わる低ナトリウム血症を引き起こす危険があるため、塩分(ナトリウム)も一緒に補給する必要があります。
スポーツドリンクは、汗によって体から失われた水分や塩分(ナトリウム)を効率良く補えるほか、糖分はナトリウムと水分の吸収を促進させるため、水分補給に理想的な飲み物です。
(※低ナトリウム症血症とは:血液中のナトリウム濃度が非常に低い状態をいい、手足のむくみ、頭痛や吐き気などの症状が現れます。)

市販のスポーツドリンクで糖尿病のリスクも!

市販のスポーツドリンクの多くは、人工甘味料やアミノ酸調味料などの添加物が使用されています。

A社製品の原材料

果糖ぶどう糖液糖、果汁、砂糖、食塩、ラカンカエキス、酸味料、香料、塩化K、乳酸Ca、塩化Mg、調味料(アミノ酸)、甘味料(スクラロース)、酸化防止剤(ビタミンC)

B社製品の原材料

果糖ぶどう糖液糖、塩化Na/クエン酸、香料、クエン酸Na、アルギニン、塩化K、硫酸Mg、乳酸Ca、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(スクラロース)、イソロイシン、バリン、ロイシン

!人工甘味料のリスク!

人工甘味料の甘味度は、砂糖に比べ200倍~600倍と言われています。少量で甘味がつけられることからダイエット食品、お菓子、清涼飲料水などに広く用いられていますが、一方で、糖尿病のリスクを上げることが報告されているほか、アレルギーを誘発するとの声もあがっており、2013年の日本アレルギー学会では、甘味料によるアレルギー症例も報告されています。また、強烈な甘みを持つ人工甘味料に舌が慣れてしまうと、甘味に対する味覚が鈍ってしまい、果物などの自然の甘さでは物足りなくなり、ついついお菓子などの甘い物を食べすぎてしまいます。

!調味料(アミノ酸)のリスク!

1968年にワシントン大学医学部のジョン・オルニー博士は、MSGが脳の神経細胞を破壊することを発見し、その後、1984年にEPA(米国環境保護庁)と共同実験を行い、グルタミン酸ナトリウム(MSG)が脳の神経細胞を興奮させることで壊すというメカニズムを発見し、excitotoxicity(興奮毒)と名づけました。その影響により、アルツハイマー、パーキンソン病、能障害、精神病、てんかん、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、うつ病を引き起こすとして危険性が指摘されています。

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無添加手作りスポーツドリンク

手作りスポーツドリンク

今回ご紹介する手作りスポーツドリンクのレシピは、人工甘味料やアミノ酸などの添加物を使用していないだけでなく、汗と共に失われるナトリウムなどのミネラルを含んだきび糖を使った体に優しい飲み物です。手作りをすることで、ペットボトルゴミの削減にも繋がりますね!

白砂糖ときび糖の栄養価はこれだけ違います!

白砂糖ときび糖の栄養価はこれだけ違います!

材料

  • 浄水     500ml
  • きび糖    20g
  • レモン果汁  大さじ3
  • 塩      1.5g

作り方

① ボウルにきび糖、レモン果汁、塩を入れ、少量の水を入れてよく溶かす。
② 残りの水を加え、よく混ぜる。
③ 瓶に移して冷蔵庫で保存する。

作り方のポイント

  • 砂糖が溶けにくい場合は、少量のお湯で溶かす。
  • レモンの他にライム果汁でもOK。
  • 砂糖の量はお好みで調節してください。

※保存料を使用していないので、当日中に飲みきるのがオススメです。

手軽に塩分(ナトリウム)を摂れる塩飴もオススメ!

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国産もち米を麦芽で糖化させて作った昔ながらの手作り飴。石垣の塩が甘味を引き立てます。

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  • オーサワジャパン株式会社
  • 価格   ¥ 749
  • 販売者 たのしくらし
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こまめな水分補給で夏本番に備えよう

こまめな水分補給を

下のグラフを見ても分かるように、熱中症は真夏だけでなく、梅雨の晴れ間や梅雨明けの蒸し暑い日にも起こります。これは、体が暑さに慣れていないため、上手く体温調節が出来ないことが原因のひとつです。
「喉が渇いた」と感じたときには、もう脱水症の症状が始まっているため、喉の渇きを感じる前に、水分補給をする必要があります。

一日に必要な水分量は約2.5リットルですが、1.3~1.5リットルは食事や体内でつくられるため、残りの1.0~1.2リットルを飲料水から補給しましょう。水分補給をする際は、コップ1杯(約120~150ml)を8回に分けて飲み、熱中症を予防しましょう。
(※医師から水分の制限を言われている場合、主治医の指示に従ってください。)熱中症による救急搬送状況(平成30年)「調査開始から各週ごとの比較」

(※出典:総務省消防庁 熱中症情報より)

そして万が一、熱中症(筋肉痛、大量の発汗、吐き気、倦怠感)の症状が出てきた場合は、すぐに涼しい場所へ避難させる、身体を冷やす、水分・塩分を補給するなど対応しましょう。自力で水が飲めない、意識がない場合は直ちに救急車を要請してください。
(出典:厚生労働省 パンフレットより)

水分補給に気を付けながら、今年の夏も元気に乗り越えていきましょう!

ヴィーガン子育て編集部

※現在、日本では「VEGAN」を「ヴィ―ガン」「ビーガン」の2通りで表記されていますが、意味は同じです。当サイトでは「ヴィ―ガン」で統一しています。

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