目指せ、ゼロ・ウェイスト!~この夏はマイボトルを持ち歩こう~
みなさんは「ゼロ・ウェイスト(Zero Waste)」という言葉を聞いたことがありますか?ゼロ・ウェイストとは、無駄・ごみ・浪費をなくし、ごみの発生を減らそうという考え方です。ヴィーガン子育てでは、ごみの排出を減らすにはどうしたら良いのか、日々、取り入れられるアイデアをシリーズでご紹介していきます。
第一弾は、これから夏に向けて需要の増えるペットボトル飲料についてです。
Contents
年々増加するペットボトル消費量
ペットボトル飲料は、軽くて持ち運びに便利なだけでなく、コンビニや自販機でも手軽に購入出来ることから、日本だけでなく、世界中で消費量が増えています。
日本のペットボトル生産量を見てみると、1995年には172,830トンでしたが、2014年には652,925トンに増加していることが分かります。中でも、多くを占めているのが清涼飲料用のペットボトルです。
ペットボトルの生産量推移

(出典:環境省・ペットボトルの生産量回収率の推移をもとに作成)
「日本のペットボトルリサイクル率は80%以上」の理由

使い終わったペットボトルは、洗ってラベルを剥がし、リサイクルに出している方が多いと思います。日本のペットボトルリサイクル率は、2017年度には84.8%と、欧州の41.8%、米国の20.9%と比べても分かるように、世界的に高い水準を誇っています。しかし、世界のリサイクル基準に照らし合わせてみると、日本のリサイクル率はわずか23%というのが現状です。
(出典:PETボトルリサイクル推進協議会 日欧米のリサイクル状況比較)
なぜ、リサイクル率に大きな差が生まれるの?
それは、欧米と日本のリサイクル基準の違いが大きく関係しています。廃プラスチックのリサイクル方法には、大きく分けて、サーマルリサイクル、マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクルの3種類があります。
サーマルリサイクル(熱回収)
廃プラスチックを焼却する際に熱エネルギーを回収し、発電などの熱源として再利用すること。
マテリアルリサイクル(再生利用)
廃プラスチックを製品原料としてプラスチック製品などに再利用すること。
ケミカルリサイクル(化学的再生法)
廃プラスチックを化学反応によりガス化や油化させ再利用すること。
サーマルリサイクルは日本独自のリサイクルの考え方で、欧米では『サーマルリカバリー』と呼ばれ、リサイクルの概念に含まれていません。欧米では、主にマテリアルリサイクルをリサイクルとして考えていることから、そのような差が生まれます。

(出典:一般社団法人プラスチック循環利用協会のデータをもとに作成)
上のグラフを見てみると、日本は50%以上の廃プラスチックを焼却し、廃プラスチックを製品原料としてプラスチック製品などに再利用する『マテリアルリサイクル』は、わずか23%ということが分かります。
リサイクルからリデュースの時代へ
日本では、これまで3Rが推進されてきましたが、世界では2R、そもそもゴミを出さないという考え方が主流となっています。
3Rとは?
Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の頭文字を表しています。
- Reduce(リデュース) 使う資源やごみの量を減らすこと
- Reuse(リユース) 物をくり返し使うこと
- Recycle(リサイクル) 使い終わった物を資源として再び利用すること
2Rとは?
3Rのうち、Reduce(リデュース)とReuse(リユース)を優先させ、「くり返し使い・ゴミを出さない」暮らしを実践させるという考え方です。
日本では廃プラスチックをサーマルリサイクル(熱回収)するのが主流ですが、焼却・熱回収後は最終処分場に埋立処理されます。環境省の発表している「一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成29年度)」を見てみると、最終処分場の残余容量は1億287 万㎥、残余年数は21.8年です。
(出典:環境省)
みなさんは、この数字を見て何を感じますか?
「まだ20年以上ある」「自分には関係ない」と思う方もいるかもしれませんが、みなさんのお子さんや、その先の世代まで考えると、使って捨てる暮らしが限界にきていることが分かります。
出来ることから始めよう
では、ペットボトルごみを減らすために何が出来るのでしょうか?暑い時期には熱中症対策のためにスポーツドリンクを常備している方も多いと思いますが、市販のスポーツドリンクのほとんどがペットボトル容器で販売されています。ごみの問題だけでなく、市販のスポーツドリンクには大量の人工甘味料や添加物が使われていることから、手作りのスポーツドリンクをオススメします。
また、外出には水やお茶を入れて持ち運ぶことの出来るマイボトルや、水道水のカルキや塩素が気になる場合は浄水器の設置もオススメです。
手作りスポーツドリンクレシピ

【材料】
- 浄水 500ml
- きび糖 20g
- レモン果汁 大さじ3
- 塩 5g
【作り方】
- ボウルにきび糖、レモン果汁、塩を入れ、少量の水を入れてよく溶かす。
- 残りの水を加え、よく混ぜる。
- 瓶に移して冷蔵庫で保存する。
【作り方のポイント】
- 砂糖が溶けにくい場合は、少量のお湯で溶かす。
- レモンの他にライム果汁でもOK。
- 砂糖の量はお好みで調節してください。
※マイボトルの注意点
スポーツドリンクのような塩分・酸を含んだ飲料は、長時間金属にふれていると、金属をサビさせたり、酸の影響で容器から金属が溶け出す可能性があるため、金属製のボトルを使用する際は注意が必要です。
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キャップは、少しのひねりで注げるポアスルーテクノロジーを採用しており、360°どの位置からでも注ぐことが可能です。
カップは、ステンレス製のダブルウォール構造で温かいお飲み物でも冷たい飲み物でも注いで飲むことができます。
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上記ボトルと機能は同じで容量が500mlです。
ヴィーガン子育て編集部
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<経歴> 大学卒業後、北京に語学留学 2002年より経営コンサルティング会社で日系企業の中国事業支援に従事
その後、上海の法律事務所で勤務後、2008年に独立 母親が在宅で仕事ができる環境を整えながら企業の事業支援を行う
2015年 一般社団法人世界マザーサロンを設立 2021年 学び舎めぶきを開所 子どもたちの未来を守りたい!!
という強い想いのもと、現在、国内外の仲間と共に活動を進めている。
一男一女の母

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