【ヴィーガンQ&A④】「ヴィーガン」をなかなか徹底できずに辛いです
Contents
Q.ヴィーガンでありたいと思うけれど、なかなか徹底できないのですが・・・
仕事関係の外食ではヴィーガン料理のお店がない。
家族全員がヴィーガンではないので、食卓を変えることができない。
などなど…ヴィーガンでありたいと思うのですが、完全になりきれず辛いです。
A.自分を責めなくても大丈夫!「完璧さ」ではなく「想い」を大切に
日本でVEGANは「完全菜食主義」と訳されており「完璧」であることを求めがちですが、現代社会では、完全に動物性のものを避け、地球環境への負荷を避けて生きていくことは難しい状況です。
完全にできないことに対して「できていない」と自分を責めてしまうケースも聞きますが、責める必要はありません。現在「ヴィーガン」の方でも、日常生活から「完璧」に動物性のものを排除できている人はほぼいないと思います。大切なのは、自分が置かれた環境・状況の中で、動物たちへの負荷、地球環境への負荷をできる限り下げていこう、やれることをやろうという想いと行動です。
ただ、周りの人には伝えないと分かりません。「ヴィーガン」を選択しやすくするためにも、無理に周りに合わせるのではなく、ヴィーガンであることを伝えておくと楽だと思います。最初は「え?」と不思議がられるかもしれませんが、我慢しているよりも後々のことを考えるとずっと楽です。もし、言いにくいなという場合は、「ヴィーガンに興味があって、今、勉強中なんです^^」くらいであれば話も聞いてもらいやすいかもしれません。一度伝えておければ、外食などの際にも選択はしやすくなるはずです。
「完璧」にやるのは無理だからヴィーガンとは言えない、言わない、というのではなく、想いがあるのであれば、ぜひ、自信を持って「ヴィーガンです」と伝えてみてください。伝えているうちに、きっと自分自身の意識も高くなっていきます。そうすると、入ってくる情報、周りの人間関係も変わり、自分にとってもより生きやすい環境になっていくはずです。
「ヴィーガン」は、少しでも変えていこう、何ができるかな?という想いこそが大切です。一人ひとりの力は小さいですが、たくさん集まれば、必ず世の中は変わっていきます。
関連記事
気になることがありましたら、こちらまで、お気軽にご相談くださいね!
「VEGAN子育て」は様々な学びの場をご用意しています
現在は、やまびこ小児科クリニックの横地真樹先生によるワクチン&心のしくみ講座を募集中です!よりベストな選択ができるように、みんなで学んでいきましょう!
イベントは開催が決まりましたら随時お知らせしております。イベントページもぜひご確認くださいね!
ヴィーガン子育て編集部
※現在、日本では「VEGAN」を「ヴィ―ガン」「ビーガン」の2通りで表記されていますが、意味は同じです。当サイトでは「ヴィ―ガン」で統一しています。