ライフスタイル菜食の栄養食材の選び方・使い方コラム

亜麻仁(フラックスシード)に含まれる良質なオメガ3やニュートリショナルイーストで手のしびれや便秘、アトピー症状が改善<ヴィーガン子育てスタッフ体験記>

最近、「セレブがヴィーガンをやめた」という記事を見かけるようになり、「ヴィーガン 10年後」などで検索する方が増えていると聞きました。ヴィーガンを続けるとどんな変化が起きるのか、知りたいという思う方が多いのかもしれません。

私の周りにも、ヴィーガンになって体調が良くなった、と言う人もいれば、その逆の話も聞きます。実は、私は後者を経験した一人。加齢や他の要因があるのかもしれませんが、今回は、私がヴィーガンになってからの体調の変化と、それに伴い摂取したものをご紹介します。

ヴィーガン生活開始後に表れた体調の変化

ヴィーガン生活を始めて以来、主に2つの変化がありました。

1.手のしびれや頑固な便秘はビタミンB12不足から?

ヴィーガン生活を開始後、するすると体重が落ちていき、ラッキーと思っていたのも束の間、1〜2ヶ月後ぐらいに、手のしびれ、ふらふらする、頑固な便秘になりました。

ここで初めてヴィーガンの栄養学について学んでみると、ビタミンB12が不足するとそういった症状が出るとのことでした。B12は土の中の微生物が作るものだけれども、現代の痩せた土壌では野菜からB12がほとんど取れず、家畜でさえサプリメントとしてB12を与えられて育っているとのこと。

そこで、通販等でビタミンB12のサプリメントやニュートリショナルイーストを買い、摂取するようになったら、たちまちすべての不調が引いていくのを感じました。

2.なかなか消えないアトピー性症状

次にヴィーガン食生活を開始してから8ヶ月、夏にもかかわらず肌が急にガサガサになり、口角が切れたり、おまけに肌荒れ部分がとても痒くなりました。何の病気だろう?と色々調べたところ、顔・首・肘裏がいわゆるアトピーに似通った症状になっていました。

そこで色んな情報を調べ、良いとされる商品を買い漁ったものの、5ヶ月間も治らないまま年末に近づいていました。(ちなみに、試したのは色んなサプリメントや食材、食事法、ナチュラルスキンケア用品などです。10万円以上使いました…。)

その期間は、ヴィーガン食生活が自分に合わないのかも、と思って、魚介類も口にしていましたが、それでも治りませんでした。

必要なのは”良質な”オメガ3とB12だった!

そこで、ヴィーガン子育てでもお世話になっている村松 香先生が、ご自身が40年来のアトピーを治した経験があると聞き、藁にもすがる思いで個別相談をお願いしました。

村松 香先生(自然療法アドバイザー)

先生のアドバイスで良質なオメガ3とビタミンB12を摂ることを勧められました。

つぶつぶ発芽フラックス(Natshellサイトより引用)
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ヴィーガンの栄養学のことを勉強していた私は、相談する前から週に数回、遮光容器に入った亜麻仁油やエゴマ油を摂ったり、オメガ3や前述したB12を推奨量摂っていたので、それを別の製品に替えて何か変わるのかな?と、正直半信半疑な気持ちでいました。

ですが、商品が届き、毎日摂取するようになってから、日に日に掻きむしることが減っていき、1週間後にはほとんど以前の肌に戻っていました。しかも、その間、香先生に肌断食を勧められ、スキンケア用品での肌のお手入れもしていません。

記載がある栄養素が入っていればいいというものではなく、良質なもの(液体の油であれば低温圧搾・遮光瓶のもの、またはフラックスシードを丸ごと食べて酸化していない油を摂るなど)を食べることが体の健康につながるということを実感したできごとでした。

亜麻仁(フラックスシード)とニュートリショナルイーストは、生野菜や炒めた野菜、お味噌汁にも合うので、毎日それぞれ大さじ2杯ぐらい摂っています。あとは、ヨーグルトや甘酒にいれたりもします。亜麻仁(フラックスシード)に関しては、そのままでも美味しくいただけます!

ちなみに杏林(ニューサイエンス)の亜麻仁油の遮光瓶は他の遮光瓶とは比べ物にならないぐらい、本当に遮光でびっくりしました。

また、Natchellの無添加ニュートリショナルイーストは葉酸が入ってないのが大事なポイントだそうです。ニュートリショナルイーストに入っていることが多い「Folic Acid(いわゆる葉酸)」は、実は要注意の栄養。「Folic Acid(合成された生化学物質)」と「Folate(天然の食べ物に含まれる)」は、日本語にするとどちらも「葉酸」と訳されてしまっており、前者はDNA合成妨害、DNA修復メカニズムの妨害などを引き起こしやすくなるとのこと。

麦芽入り栄養酵母 ニュートリショナルイーストモルト(Natchellサイトから引用)

子どもにはスナック食べやすいチョコ風味のフラックスシードがおすすめ

最近は、肌荒れしやすい次男に子どもでも食べやすいチョコ風味のかりかり発芽フラックスをあげています。チョコや砂糖を使わずにデーツの自然な甘みで大人もとても美味しく、スナック感覚で食べられるので、親子でさくさく食べられます。

かりかり発芽フラックス チョコ風味(Natchellサイトから引用)

以上が私の山あり谷ありのヴィーガン体験記でした。

こちらはあくまで私の体験記ですので、みなさんに当てはまるかは分かりませんが、ヴィーガンになって同じような悩みのある方がいれば、参考になれば幸いです。ヴィーガンではなくても、アトピーや肌荒れに良質な油はとても関係があるそうなので、参考にしてみてください。

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<永井佐千子の経歴>
大学卒業後、北京に語学留学
2002年より経営コンサルティング会社で日系企業の中国事業支援に従事
その後、上海の法律事務所で勤務後、2008年に独立
母親が在宅で仕事ができる環境を整えながら企業の事業支援を行う
2015年に一般社団法人世界マザーサロンを設立
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