子どもが喜ぶヴィーガン弁当を簡単に美味しく作るコツ〜お弁当写真も公開〜
入園や入学など、この春から新生活が始まるご家庭も多いことでしょう。
園や小学校のお弁当作りが心配と悩まれている方のお声をよくお聞きするようになりました。
忙しい毎日の中でお弁当を作るのは、何となくハードルが高く感じてしまうもの。SNSなどで綺麗でかわいいキャラ弁などがアップされているのも、ハードルが高くなる一因ではないかと感じています。
お弁当作りってそんなに大変なことではありません。
凝ったものを入れなくても大丈夫、彩りが悪くても大丈夫。
「美味しいなぁ」と食べてくれるお弁当であれば、それだけで大成功。市販の冷凍食品を使わなくても、時短で簡単に美味しくお弁当を作ることは十分可能です。
今回は、ヴィーガン子育て編集部スタッフの実際のお弁当メニューを公開しながら、時短化のポイントもまとめてみました。
Contents
調理時間15分!編集部スタッフのリアルなお弁当を紹介
5歳の娘が通う幼稚園は、週に3回お弁当の日があります。以前は毎日お弁当だったのですが、保護者の要望もあり週2回の給食が導入されることになったのです。
そんな我が家の幼稚園へ持参するお弁当をいくつかご紹介します。
納豆と野菜のかき揚げだけ朝作り、他は晩ご飯の残りです。揚げ物は子どもも喜びます。
晩ご飯の残りと、冷凍保存していたベジ餃子を焼いただけです。
お芋を蒸して、冷凍しておいたナゲットを揚げただけのお弁当です。
お弁当作りを時短化するために心がけていること
揚げ物など娘が喜ぶおかずを中心に、常備菜や前日の夕飯の残りなどを詰めて作っているため、15分もあれば完成します。
お弁当作りの時短ポイントは、朝はほぼ調理しなくてよい状態にしておくこと。
- 夜ご飯の残りをお弁当用にとっておく
- 漬物や常備菜を作り置きしておく
- ソースを作っておいて野菜にからめるだけにしておく
- 主菜は時間のある時にたくさん調理して冷凍保存しておく
夕食の残り、お漬物や常備菜、作り置き、冷凍保存、下ごしらえを活用することで、忙しい朝の負担を少しでも減らせるようにしています。
副菜は毎日同じおかずが続くこともしばしば。夜ご飯とお弁当が全く同じ内容になることもありますが、だいたい毎日完食をして空のお弁当を持って帰ってきてくれます。
子どもは漬物を食べないイメージがあるかもしれませんが、白菜やキュウリなど歯ごたえのある野菜は子どもも大好き!これを塩麹やお味噌に漬けておくだけで、美味しいお漬物の出来上がりです。
子どもが満足するヴィーガン弁当作りのポイント
お弁当だけでもハードルが高いのに、『ヴィーガン』が付くとより一層大変に感じてしまう方も多いのではないでしょうか。ヴィーガン弁当で子どもの満足度を上げるポイントは次の2つ。
油ものを上手に使う
子どもの大人気メニューは、コロッケ等の「揚げ物」、餃子やハンバーグなどの「焼き物」が定番ですよね。
これらは朝作ろうと思うと大変なので、休みの日や晩ご飯時に少し多めに作っておき、冷凍しておけば時短で調理することが可能です。
からあげも子どもが喜んで食べる定番おかず。下味を付けて冷蔵保存しておけば、3日程度は日持ちします。お豆腐を使う場合は、豆腐の賞味期限に従いましょう。
お弁当向けおすすめ揚げ物&焼き物レシピ
>>>大豆ミート(ソイミート)のジューシー唐揚げ
>>>ふんわりジューシー♪冷凍豆腐の唐揚げ
>>>パーティーにも一役♪高野豆腐のカツ
>>>ジューシー♪車麩カツ
>>>じゃがいもとキノコのコロッケ
>>>ひき肉みたいにジューシー♪テンペの餃子
>>>まとまる!ヴィーガンハンバーグ
甘い野菜と歯ごたえのある野菜を上手に使う
子どもが喜んで食べる野菜として、甘みの多いサツマイモやカボチャなどが挙げられます。蒸すだけでも十分な甘みが出るので、ソースなどかけなくても大丈夫。さらに、蒸す際に少量の塩を入れるとグッと甘みが引き立ちます。夕食の準備のついでにお芋を蒸して冷蔵保存しておけば、すぐにお弁当に詰めることができちゃいますよ。
ポリポリ、シャキシャキ…白菜やキュウリなどの噛み応えのある野菜を使うことで、噛む回数も自然と増えるだけでなく満足感もアップします。
「甘い野菜」と「歯応えのある野菜」を使ったメニューを常備菜にしておくと、お弁当作りを楽にしてくれます。
野菜を使ったお弁当向けレシピ
>>>白菜のナムル
>>>青のり香るごぼうのサラダ
>>>きゅうりの中華風あえ物
- 簡単でおいしいお弁当作りのコツまとめ
- ☑前の日のおかずを少し残しておく
☑「油もの」を上手に使う
☑「甘い野菜」と「歯ごたえのある野菜」を上手に使う
「作り置き」と聞くと、「休日にまとめて作って準備しておかないと」なんて身構えてしまうかもしれません。夜のおかずを少し取っておくだけでも、翌朝のお弁当作りを助けてくれる立派な作り置き。
お弁当を特別なものと考える必要はありません。無理せず、家族が心地よいと感じるお弁当を作っていきましょう。
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ヴィーガン子育て編集部