子どもと一緒に米麴甘酒で夏バテ対策。その効果と子どもが大好きなレシピをご紹介

5回にわたって、砂糖の代用として使える、より栄養価の高い食品をご紹介するシリーズ、第1回はドライフルーツのデーツ(なつめやし)についてでしたが、第2回はこれからの季節、夏に家族全員で飲みたい、栄養満点「飲む点滴」甘酒のご紹介です。

砂糖の代用品になる、ぜひ覚えておきたい食材5つ
1.ドライフルーツ デーツ(なつめやし) 2.甘酒 3.煮切りみりん 4.こぼれ梅(みりん粕) 5.羅漢果

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甘酒は、「酒粕に砂糖を加えて作ったもの」と「米麹を発酵させて作ったもの」の2種類があるのはご存じでしょうか?なんと、奈良時代から飲まれていたそうで江戸時代では夏バテを防ぐためにも夏の飲み物として親しまれていました。

酒粕?米麹?それぞれの特徴と子どもが飲んでも大丈夫な甘酒は?

どうやら2つの違いは、原材料と制作過程に違いがあるようです。もう少し詳しく見ていきましょう。

酒粕甘酒は日本酒の副産物、酒粕に砂糖等で甘味をつけたアルコール飲料

酒粕とは、麹を発酵・熟成させ日本酒を精製した後に残ったものです。お酒を作る度に出来る副産物の酒粕に砂糖等で甘味つけて酒粕を産業廃棄物として処分することなく、安価な甘酒として販売することができます。

甘味をつける時に、「砂糖」ではない「果糖ブドウ糖液糖」を使ったり、ローカロリーを謳う商品にありがちな人工甘味料を添加しているものもあるので、購入する場合は裏面の表示をしっかり確認しましょう。

米麴甘酒は麴と蒸したお米のデンプンを糖化させたアルコールをほとんど含まない甘い飲み物

米麹甘酒は、麹と蒸したお米のみを発酵熟成させ、麹の消化酵素によりお米のでんぷんがブドウ糖に分解されます。甘味の主成分が砂糖の「ショ糖」ではなくブドウ糖なので飲む点滴とも言われています。

米麴甘酒

酒粕甘酒と米麴甘酒比較一覧

比較を表にまとめました。

酒粕甘酒と米麴甘酒比較一覧表

・酒粕甘酒は、低コストで作れるため安く手に入れることができます。食物繊維が多いですが、甘未成分がショ糖のためカロリーが高く、アルコール分が含まれているため、家族で砂糖の代用品として気軽に取り入れるのは難しいでしょう。

甘味料として使うなら、「砂糖不使用」の米麹の甘酒を選びましょう。米麹から作られた甘酒は砂糖使用をしなくてもしっかり甘味があります。これは、米麹が発酵しデンプンが分解され糖(ブドウ糖)を作り出すためです。お米を噛めば噛む程甘くなるのと同じ理由ですね。

・また、米麴甘酒は米と麴だけで作るため高価ですが、カロリーオフで栄養満点。さらにノンアルコールなため赤ちゃん※・妊婦の方からお年寄りまで、家族全員で気軽に摂取できます。

※赤ちゃんの与え方について―食塩が含まれておりますが微量ですので、10ヶ月よりそのまま栄養補給としてお飲みになれます。あまり濃い味を飲ませたくない場合は、10ヶ月以降なら3倍ぐらいに、1歳ぐらいなら2倍ぐらいに水で薄めてから飲むことをお勧めします。

ヴィーガン子育て編集部は、米麴甘酒をおススメします!

米麴甘酒を飲むときに知っておきたい大切なこと
ただし、「飲む点滴」と言われているからと言って一気にたくさん飲んで良いわけではありません。血糖値を上げる原因になるので、毎日飲むにはおちょこ1杯程度に留めましょう。

米麹甘酒が飲む点滴と言われる理由

昨今ブームになった甘酒。米麹甘酒の専門店もみかけるようになりました。 詳しい栄養をみてみましょう。

米麴甘酒

米麴甘酒の栄養詳細

① ブドウ糖

おもに細胞のエネルギー源となります。身体を動かしたり脳を使う原動力になったりします。
 

② 麹菌由来の100種類以上の酵素

タンパク質分解酵素である「プロテアーゼ
でんぷん分解酵素の「アミラーゼ
脂質分解酵素の「リパーゼ」など酵素が100種類以上含まれています。
 

③酵素の働きを助けるビタミンやミネラル

ビタミンB₁:体内で糖質がエネルギーに変わる時に必要になります。
ビタミンB₂:脂質・糖質・タンパク質がエネルギーに変わるのをサポート!
ビタミンB₆:タンパク質の分解や再合成に欠かせません。脂質の代謝もサポートしてくれます。
ビタミンB₁₂:アミノ酸や脂質の代謝をサポート!
葉酸:アミノ酸や核酸の代謝を手伝います。造血ビタミンとも呼ばれ特に妊娠されている女性には積極的に摂ってほしい栄養素です。
 

④ 必須アミノ酸 

体内では合成することが出来ない9種類のアミノ酸全てを含みます。
 

⑤ コウジ酸

抗酸化作用が強く、活性酸素の除去メラニン色素の抑制に役立ちます。
 

⑥ オリゴ糖

腸内で善玉菌の栄養源に。腸内の環境整備の役割を担います。便秘解消のお手伝いにぴったりですね!

ヴィーガン子育て編集部おすすめ甘酒

「こうじ」は「麴」と「糀」、なぜ両方あるの?

多くの栄養を取り入れることのできる米麴甘酒。ところで「こうじ」は「麴」と「糀」両方で読みますね。
この違い、ご存知でしょうか。

麴・・中国から来た漢字。 穀物を蒸して麹菌(コウジカビ)を繁殖させたもの。
糀・・日本で作られた国字。 米にコウジカビが「花が咲くように生える様子」から生まれた漢字。

また、麹(糀)とは原料となる穀物(米、麦、豆など)を蒸したものに「麹菌」を付着させ、 繁殖しやすい温度、湿度などの条件下で培養したものです。
麹菌の胞子の大きさは、3〜10μm(マイクロメートル)です。 ※ 1μm=0.001mm

2006年、日本醸造学会は麹菌を「われわれの先達が古来大切に育み、使ってきた貴重な財産」であるとして、「国菌」に認定しました。さまざまなカビのなかから、昔の人は、有用なコウジカビ(麹菌)を見つけ出し、味噌や醤油、酒などに活用しました。

マルコメの「プラス糀 糀甘酒」を私たちがお薦めする理由

あえて中国から来た「麹」をそのまま使わず、「米に花」の糀という文字を作り出した日本人の美意識を大切にした商品、マルコメの「プラス糀 糀甘酒」シリーズ。
信州味噌に欠かせない米糀と発酵技術から大切につくられています。手作り甘酒用米糀も用意していますので、夏休みの自由研究にもいかがでしょうか。

マルコメ甘酒

さらに、「乳児用規格適用」商品なので、安心して家族でいただけます。
平成24年4月1日厚生労働省より、食品中の放射性物質の新基準値が適用されました。1歳未満のお子様対象の乳児用食品は、一般食品より低い基準値(※)が設けられています。そのことをわかりやすく示すために義務付けられたのが「乳児用規格適用」の表示です。
※一般食品 100ベクレル/kg、乳児用食品 50ベクレル/kg




子どもパクパク!大好きレシピ

お砂糖の代わりに甘味料として米糀甘酒を使用することで、低カロリー&栄養たっぷりのおやつやドレッシングを作れます。
どれも簡単レシピばかり。家族みんなで暑い夏を乗りきりましょう。




栄養豊富な甘酒はいかがでしたか。最後に砂糖の代用食材5つまとめましたので、普段の料理に取り入れてみてくださいね。

砂糖の代用品になる、ぜひ覚えておきたい食材5つ
1.ドライフルーツ デーツ(なつめやし) 2.甘酒 3.煮切りみりん 4.こぼれ梅(みりん粕) 5.羅漢果

協力:マルコメ株式会社

ヴィーガン子育て編集部

※現在、日本では「VEGAN」を「ヴィ―ガン」「ビーガン」の2通りで表記されていますが、意味は同じです。当サイトでは「ヴィ―ガン」で統一しています。

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